Agri Managerとセンサーを活用した圃場管理について

アグリマネージャー(Agri Manager)のフォーカス

センシング技術の利用と農業経営におけるコスト管理に関する考察

(CHCペーパー Vol. 5)

要旨

半導体の微細化技術の進歩に伴い、現在では多くの機器にセンサーが組み込まれている。農業においても例外ではなく、大小さまざまな施設の管理機器にセンサーが用いられている。一方で、圃場管理を高度化すれば、それに伴い管理コストも増加するため、農業経営を行う際にはその投資のリターンを慎重に考慮した上での採用が必須となる。

Key words

Agri Manager, ICT, AI, センサー, 圃場管理, IoT、設備投資、リターン、回収

Reference

ITと熟練農家の技で稼ぐ AI農業(神成淳司著、日系BP社)
IoTが拓く次世代農業 アグリカルチャー4.0の時代(三輪泰史・井熊均・木通秀樹著、日刊工業新聞社)
60分でわかるITビジネス最前線(ITビジネス研究会、技術評論社)
60分でわかるIoTビジネス最前線(ITビジネス研究会、技術評論社)

(注) Agri Managerについて

農業経営支援のアプリケーションソフトウェアである「アグリマネージャー(Agri Manager)」は2014年に株式会社クリエイティブハウスコーポレーションによりリリースされた。情報共有可能なユーザ数は5,000名であるため、主として中小規模の組織を対象としたERP(基幹)システムというポジショニングで製品化されている。